会社生活最後の日

今日、終業のベルがなった後、同じフロアの一人の方が
フロア中のデスクをまわって歩いていた。


今日はその方の会社生活最後の日であった。


僕はその方とは直接仕事をしたり話したりすることはなく、
朝おはようございます、と言うくらいであった。
しかし、僕のデスクのところにも来てくれ、
今日が最後ですと深々と挨拶をされたとき、
いてもたってもいられなくなり少ししてから
話をしに伺った。


雑談を少々したのち、僕なりな精一杯のはなむけの言葉を
恐れ多くも送らせてもらい、その方を見届けた。


僕はそんなやり取りをしながら、どんな思いで
最後の仕事に臨んだんだろうなあ、としばし思いを馳せてみた。


いままでいやなこともおおかっただろう
会社勤めのせいで失ったものもあるかもしれない
でも、楽しい事だってあったかもしれない


そんな思い出いっぱいな場所を後にするというとき、
人はどんな気持ちになるのだろう、
と社会人生活3ヶ月なりに考えてみた。


きっとそれは、それだけ働いて完結するときその場に
直接的にいる人にしかわからないんだろうなぁ。


僕はさっさと仕事を片付けて花を買いに行こうと思ったけど、
帰ってきたらその人も帰っていたらちょっぴり恥ずかしいので
申し訳なく思いながらも割愛させてもらった。


なんだかちょっぴり悲しい気持ちのフライデーナイト。
来週その方の席にその人はいない。
さびしい気もするけど、がんばるぞ!


長い間お勤め本当にお疲れ様でした!!!