プレイ・ザ・プール

今宵、二年目の先輩と同期と三人でビリヤードに
行ったのだが、あれはなかなか自分の人生のようでおもしろい。


ちょっと狙いがずれるだけで、決められるショットも決まんないし、
逆に全然狙ってないところに決まることもある。


単に僕の腕がいまいちな感は否めないが、
めちゃくちゃうまい人でもない限り、
正確に決めていくのは決して簡単なことじゃない。


その感覚が人生に似ているのである。


自分の思いとは裏腹に明後日の方向に事が進んだり、
偶発的な出来事により転機が来たり。


そんな事を考えながら球を突いていると、
なぜかテンションが高くなってきたり
低くなったりするのである。


そんな事を言っているものの、
僕はビリヤードをするのが大好きなのである。


学生のときなんか、気がついたら朝だった
なんてことは決して珍しいことではなかった。


やっぱり、2度と同じ配置になることはないところが、
その一瞬一瞬を大事にしなきゃいかん、と
語りかけているようで毎回楽しいのである。


心を静めたいときやぼーっとしたいときは
日付が変わった頃からプールバーに行くことをお勧めします。