ひこーき

突然ですが、みなさんはひこーきはお好きですか?


乗るのが好きな人もいれば、見るのも好きな人、
二度とあんなものになんか乗らないよって人いることかと思います。


僕は、ひこーきが好きです。


ひこーきは、旅を演出してくれます。


ターミナルを離れた後、しばらくの間滑走路へ向けて
彼らはゆっくり進みます。
滑走路に着くと、しばし息を整えます。
そして、ジェットエンジンの高鳴りとともに
いよいよ皆さんの旅がはじまりますよ!と、
元気いっぱい一直線に走り出します。


でも飽きっぽい性格なので、自分で走るのをやめて
エンジンに頼ります。


目的地に着くまでの時間、キャビンアテンダントはせっせと
食事や飲み物を運び、いまいちな航空会社は映画の時間を
勝手に決めていたりします。おちおち寝ていられません。


そんなこんなで目的地に近くなると、ひこーきは
さて、そろそろ足使うか、と車輪を出し、
滑走路を黒く汚しながらランディングします。



多くの人はそこからが旅だとお思いかと思いますが、
実は機内でもそんな旅ストーリーがあったのです。


お気づきでしたか?


そうそう、僕はあるときふと思ったのだけど、
空港って「空」の「港」ってかくじゃない。
英語でも「air」+「port」じゃないですか。


これは、ものの移動を「港」という基準でみてるのかな、
なんて思ったのです。


確かに空輸よりも海運のほうが歴史は古いけど、
空港という言葉ができた由来があるとしたら、
ちょっと興味あるなと思います。