ニッコウキスゲとの出会い

route1342005-07-17

お昼過ぎから僕は女神湖に出かけた。


天気もいいし、じっとしてれば暑いけどバイクに乗ってる分には
心地よい風が吹く。


茅野からヴィーナスラインを登り、マイナスイオンたっぷりな
木々の中を抜け、目指すは女神湖。


着いたのは午後1時30分。
おなかもいい具合に空いてきたのでレストランのようなところで
その辺の牧場で育った牛の肉を使ったボロネーゼを食し、
女神湖を眺めながらアイスコーヒーをいただいた。


おなかもいっぱいになった頃、湖畔の遊歩道を歩いてみた。


のどか。


日頃の忙しさなんてすっかり忘れ、草木のざわめきと
鳥のさえずりに心を静めた。


のんびりと30分湖畔を歩いた後、バイクで5分で一周するという
今までののんびり時間を台無しにしたのち車山高原に向かった。


それにしてもやたら混んでるなぁ、なんておもってたら
世間では3連休の中日だ! 
そりゃあ混むなと一人納得し、明日休日出勤な自分をうらんだ。


渋滞している車列をひょいひょいと走り、車山高原に着くと・・・・


あたり一面にニッコウキスゲが!!


これは黄色いお花なのだが、日記の右上に撮ってきた写真を
載せるので、そちらをご覧いただきたい。


こんな山の上にでーんと咲き乱れるニッコウキスゲ
自分たちの存在を前面に押し出し、喜んでいる僕や観光客に
えばっているようにも見える。


なかには、じっと見つめられて照れてるキスゲもいる。
なかなか憎めないやつらである。


そんな彼らも、日が落ちると退屈になってしまう。
ついさっきまで多くの人にちやほやされてきたのに、
人がいなくなってしまうがためにショックを隠しきれない。
そのため、彼らはうつむき、朝が来るとまたちやほやされると
かわいい勘違いをし、再び上を向き始めるのである。


単純だけど、楽しい生き方してるじゃーん
と、しみじみ感じた日曜の昼下がりでした。