音楽の裏側の映像

 昔の曲を聴くとその当時の思い出がよみがえる、なんてことは
よくあると思う。


今の僕でいうなら、いろいろな変化を経て今の自分があるわけだけど
その変化の要所を思い出すのには、音楽はなかなかいい。


写真やビデオで振り返ることもできるけど、
からしたらそれらは視覚的な思い出をよみがえらせるものである。


音楽を聴くことで何を思い出すかというと、
その当時、その曲を聴いていたときの心情をにわかに思い出すのである。
その思い出が、曲に重なり自分の脳裏に映像として
フラッシュバックするのである。


あぁ、この曲はこんな思いを抱いているときに聴いてたよなぁ、
そんな具合である。



初めてデートしたときによく聴いていた曲とか、受験勉強中にきいていたとか
海外に行ってたときにきいていたとか。


最近のCDにはよく特典映像がついてたりするけど、
僕の言う好きな曲はそれに近い。


こっちのよさは、聴く人の分だけ違う映像があるということ。
思い出があるということ。


ひとつの曲を通して思い出を自分シアターに映せるのはなかなかおもしろい。